土浦市議会 2012-12-12 12月12日-04号
いじめについてですが,振り返れば昭和61年,東京都中野の富士見中学校で,先生も交えた葬儀ごっこによって自殺した鹿川君の例とか,平成6年になって愛知県西尾市で中学2年生の大河内君の自殺とか,あるいは今年の大津市の事件とかいろいろあります。 さて,松本議員の本市におけるいじめ対策についてでございますが,次の2つを重視して取り組んでおります。
いじめについてですが,振り返れば昭和61年,東京都中野の富士見中学校で,先生も交えた葬儀ごっこによって自殺した鹿川君の例とか,平成6年になって愛知県西尾市で中学2年生の大河内君の自殺とか,あるいは今年の大津市の事件とかいろいろあります。 さて,松本議員の本市におけるいじめ対策についてでございますが,次の2つを重視して取り組んでおります。
長野県富士見町の町立富士見中学校の例ですが、教諭がいじめに直面して以来、いじめを防ぐにはどうしたらいいか、自分なりに考え続け、考案したのが8つの対策だったということです。富士見中学校では、いじめはあるというところからスタートしています。まず、生活記録と題したノートで生徒と教師が日々の生活についてやりとりをし、いじめにつながる変化や情報をくみ上げる、これが出発点となっています。
これまでにも1986年、中野富士見中学校2年の男子生徒の自殺など、同様な多くの事件が発生しています。問題なのは、学校という場所において、いじめという行為に周りが気がつかない。気づいてもとめられなかったということです。周りの大人が早くそのことに気づき、対応していれば、幾らでも救えた命があったと思うのです。